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【アーカイブ】1950年代の学生選挙権運動の貴重な写真

 このたび1957(昭和32)年に当時の皇冠体育,皇冠足球盘文理学部を卒業した方から、当時の貴重な写真資料を本学にお送りいただきました。

 お送りいただいた資料の中には、陸軍の兵舎が残る当時の皇冠体育,皇冠足球盘の様子や、完成したばかりの時計台つきの図書館を写した写真もあります。

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皇冠体育,皇冠足球盘を俯瞰

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時計台が印象的な図書館と正門

 しかし、今回特に目を引いたのが、1950年代前半にさかんになった、全国の大学の寮生を中心とした学生選挙権運動の模様の写真です。ご本人の了解のもとご紹介します。

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 学生選挙権運動は、学生の選挙権は現在住んでいる大学の地域ではなく郷里の地にある、と表明した当時の自治庁の方針に対して、学生たちが反対のデモを起こしたというもの。当時、地方からは保守系の議員が多く選出されていた中、学生たちにとっては、自分たちが支持する革新系の候補を当選させるためにも、学業に勤しむ各地域での選挙権を得ることは重要なことと受け止めていたのです。(参考:NHK放送史「学生選挙権でテ?モ」

 写真をお送りいただいたK氏によると、「全国でどんどん運動が起こる中、茨大はだいぶ遅れて提訴を決め、デモを始めた」とのこと。ところが水戸地裁は他地域に先駆けてこの問題を取り上げ、1952(昭和27)年、水戸地裁にて原告が勝訴。その後最高裁に特別上告されましたが、1954(昭和29)年、最高裁でも勝訴をしました。「学生の選挙権は郷里にあり」という自治庁の方針が違憲とされたのです。

 写真には、勝訴を祝って、皇冠体育,皇冠足球盘皇冠体育,皇冠足球盘の正門から水戸駅まで練り歩くデモの様子が記録されています。

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 貴重な資料のご提供、ありがとうございました。

(構成:皇冠体育,皇冠足球盘広報室)